松前屋に入って感じることは?
松前屋には、本当に昔からのファンが大変多いのです。
お客さまには松前屋という名前・商品の信用で長年、足を運んでくださっています。その期待を裏切らないように、接客には気を使っています。
小田切さんは阪神梅田店の店長だけでなく、他の店舗のアドバイス・後輩の指導もなされているのですね?
そうです。もちろん自分が見ている店舗も大事ですが、今は店舗全体をまとめて、松前屋をもっと良くしていくんだみたいな使命感があります。
お客様からも会社からも私に対しては期待度が高いですから。それが「やりがい」につながるわけです。
松前屋さんにいてどんな時が嬉しいですか?
店舗にいるときは、名前でお客様から声がかかったときです。私を指名してお買い上げ頂けるということですから。みんなには、「自分のファンをつける」そう指導しています。
昔からのお客様は、松前屋のブランドでお越し頂いているわけですが、そのブランドは今までの諸先輩が築き上げてきたものです。それを継承し発展させるのは、私たちです。
まず、顔を覚えてもらって、名前で呼んでもらえうようになるのが、接客業の第一歩だと感じています。


お客様のご要望は入社当時と比べて変わってきていますか?
昔は、『昆布なら何でも。松前屋の商品なら。』みたいな感覚がありましたが、今はお客様の食べる感覚、味覚も変わってきています。
昔は、塩っからい昆布が好まれていたようですが、今では「健康」を考えて減塩タイプが人気であったり。あと季節感のあるもの、「旬」ものが好まれます。
「贈り物の昆布」から「おかず用の昆布」に変わってきている気がします。
それにともない松前屋さんとしても変わってきたところがあるわけですね。
「そうです。定番商品のバリエーションを増やすのも当然ですが、夏の「うなぎの那智黒煮」なんかは昆布を使った、昆布屋だからできる「うなぎ」でこの夏も大変な人気がありました。
今後もお客様のご要望に答えつつ、一歩先・二歩先のことを考え「和のベース」で「昆布屋」だからできる新商品をお客様にご提案していきたいです。
最後に・・・
松前屋には創業90年という伝統があります。その伝統の良いところを継承するだけでは、お客様に喜ばれません。そこに新しい風をつくり、新たな伝統をつくっていくことが必要です。
「温故知新」を忘れずに、そこに新しい私なりのエッセンスを松前屋へ注ぎこみたいですね。



