松前屋には「とこわか」「とはに」など「美味い!」と自信を持って言える代表作がありますが、その昆布だけを指して商品とは捉えていません。素材選びからはじまり、製造、企画、販売を通じてお客様の手に届くまでの全ての過程やサービス全体を松前屋の「商品」と考えています。
製造する工場では、良い素材を選び、基準を持って勘どころを鍛え、熟練した職人が煮炊きし、味を入れる。お客様が安心、安全なように品質管理をする。企画は、ネーミング、パッケージ、デザイン、店舗ディスプレイなどを手がける。販売員は、前線に立ち、お客様一人ひとりと向かいあい、真心を込めた接客をし、お客様の要望に応える。
お客様に快く買っていただけるように。お客様に「美味い!」と言っていただけるように。大阪や和食の文化、心を継承し、製造、企画、販売が一体となった日々の地道な鍛錬、「しつらえ」こそが松前屋の商品なのです。